温故知新の巻

先日参加した、六層連動操法セミナーで隣に座って1日共にした方が、Zero-G-Touchという、Gravityつまり重力のストレスをリリースして3秒で筋肉を緩めるメソッドはとても興味深く、セミナーも有意義だったと教えてくれました。

その主催者について等、色々調べていると増永静人という昭和に活躍した治療家に辿り着きました。
そこで1番手に入りやすかった“スジとツボの健康法”という著書を購入し、週末に読んでみました。

イントロがとても長くなりましたが、この本に強い感銘を受けて書いています。どちらかというと治療家向けというより、一般の人が直ぐに生活の中で行う事を念頭に書かれた物のようですね。

指圧での経絡治療の実用書なのですが、内容がとても深く多岐に渡り、サッと読んでも面白い作品だし、再読を繰り返せばその都度、気付きが有るのではと思います。独特の世界観と語り口にグッときました。

何より難しい事柄を、これだけシンプルに面白く表現できる才能は素晴らしいと感じました。皆さんも機会が有れば是非手に取ってみて下さい